2012年07月02日

いマサラ旅行記103:世にも珍しい○○○

英語力ゼロで旅行嫌いの店長ミサワが初海外!2007年2月、1ヶ月間のインド一人旅!そんなスパイシーでマサラテイストな旅の記録を今さらほじくり返す、題して「いマサラ旅行記」。

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとスパイスマーケットにて5


サトシとスパイスマーケットにて。
無事に(?)カルダモン、ターメリック、黒岩塩、砂糖の結晶をゲット。
あとは、カシアを探します。


サトシ:あとはどないする?
私:あとは…カシア!


ちなみに、カシアとは日本でいう「桂皮(けいひ)」もしくは「肉桂(にっけい、ニッキ)」のこと。
シナモンに非常に近い仲間で、シナモンに比べて野性味があるギリリとした刺激のある香りです。シナモンのほうはもっと繊細でお上品な香り。
いずれも主成分は同じでも、微妙のバランスの差でずいぶんと方向性の違う香りです。
「シナモン臭」と一言ではくくれないほどの違いがあります。

いずれも、樹皮を剥いで、くるくると丸めて乾燥させた物です。
ただ、カシアの方が樹皮が厚いので、シナモンのように細く巻けません。

シナモンは「シナモンスティック」として日本でも売られていますが、非常に高価。
ドゥニヤでは煮出したり、オイルで炒めたりするので、香りが華奢で繊細なシナモンより力強いカシアを使っています。

日本で手にはいるカシアスティックは、長くても5センチ程度に割られた物。もっと長いものがあれば是非見てみたい。


サ:ほな、もとの道をもどりながら探そか。
私:そうやね。


あの店もこの店も、カシアがあるにはあるがどれもポキポキと短く割られた物ばかり。
まぁその方が量りやすいし、使う方もどうせ割るんだから楽なんですよねぇ。


サ:あらへんで。
私:まぁそういわずに。もうちょっと探そうや。



ありました。
スパイスマーケットの入り口付近のお店にありました。
ちなみに、前回スパイスを購入したおっちゃんの店はマーケットの終端付近。
歩いた歩いた。

ながーいカシアスティックが無造作に段ボール箱に詰められています。

image-20120702184929.png

すかさず購入!

image-20120702185038.png


…そうして、この世にも珍しいカシアスティック(ロング)はディスプレイ用として長いことお店においてたんですが、言われなければ「ただの汚い木の皮」にしか見えないのであまり触れられることもなく。。。
この前泣く泣く撤去しました…(T . T)


posted by ドゥニヤ at 18:47| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

いマサラ旅行記102:チューペタッは仕様です

英語力ゼロで旅行嫌いの店長ミサワが初海外!2007年2月、1ヶ月間のインド一人旅!そんなスパイシーでマサラテイストな旅の記録を今さらほじくり返す、題して「いマサラ旅行記」。

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとスパイスマーケットにて4


サトシとスパイスマーケットにて。
執拗な値切り交渉に、スパイス屋のおっちゃんキレ気味。
たとえ5歳児がおつかいに来ようともビタイチまけられん、の一点張り。
これ以上怒らせて追い出されても困るので、ここらで手を打ちます。


サトシ:これ以上怒らせたらあかんて。ホンマに。
私:……しょうがない。じゃぁその値段でたのもうかね。
サ:それがええで。

おっちゃん:よし。じゃぁカルダモン5kgな。あとはなんだ?
サ:↑だって。

私:クローブとターメリック。
サ:↑だって。

お:よし。これでどうだ。


クローブは他の店と大差ない価格。日本で買うよりは安いけど、送料を考えるとなんか微妙…。これはわざわざインドで買わなくてもいいか。。。
ターメリックは、粉ではなくて根っこを乾燥させた物を店のディスプレイ用に購入。
こういうのは日本ではあんまり手に入らないんですよね。塊のターメリックなんて、お店でも使わないですし。

お:よし。ターメリックだな。他にはないか?
サ:↑だってさ。さっきの砂糖はいらんか?

私:ああそうやね。珍しいからこれもディスプレイ用に少し買おうかな。ついでに黒岩塩ももらおうか。
サ:↑だってさ。置いてる?

お:もちろんあるとも。こんなんでどうだ?
私:いやいや、できるだけ大きな塊が欲しいんだけどね。
サ:↑ってさ。ある?

お:まかせとけ。店には置いてないから息子に取ってこさせる。ちょっとまて。
サ:↑っていうてるで。椅子に座って待とうか。

しばらくして、息子が黒岩塩と砂糖の塊の入った袋をもって登場。
黒岩塩とは、硫黄分が含まれた岩塩で、なめると温泉卵のような味がする岩塩。
砂糖の結晶と合わせて購入することにします。

サ:袋につめてくれるらしいから、もう少し待とうか。
お:値段はまけられんが、飲み物ぐらいならおごってやる。コーラでいいか。


image-20120615191800.png

スパイス屋の息子が黙々と布の袋にスパイスを詰め、こぼれないように袋の口を縫ってくれています。
そのあいだ、おっちゃんにおごってもらったペプシ(やや温)をチゥチゥと飲みます。

なぜかいつも瓶にストローが2本ささって差し出されるんですが、このストローというのが非常に細い。
日本だと大体6mmぐらいですが、多分これは3mmぐらい。
3mm×2本=6mm相当で無問題!かというとそうでもない。
柔らかい素材でできてるためコシがなく、吸う力に負けてストローが真ん中アタリでペタッと潰れてしまって飲めなくなります。

チューペタッ…ぐらいの感じです。

サトシもおっちゃんも普通に飲んでいるように見えるんですが、コツでもあるんだろうか。

それとも、
チューペタッ、チューペタッ、チューペタッ、チュペタッ…

…を繰り返しながらチビチビとやるのがインド流なのか…
みんな飲むスピードは私と変わらないので多分こういうものなんでしょうね。
イライラせんとかいな。

さて、我々がチュペタッとやっているうちに息子がキレイに袋に詰めてくれました。息子グッジョブ!
おっちゃに代金を支払い、記念撮影をしてスパイス屋を後にします。

image-20120615191525.png

別れ際、おっちゃんが

お:オレは海外からのメールオーダーも受け付けているからな、いつでも連絡しろ。

と言ってメールアドレスが書かれた名刺をくれました。
それまでデジタルのデの字もなかったスパイス屋でまさかメールオーダーとは…意外。


ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 18:57| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月07日

いマサラ旅行記101:いざ、価格交渉

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとスパイスマーケットにて3

サトシ(ネパール人ガイド)とスパイスマーケットにて。
散々見て回った挙げ句、一番品揃えの良かった店でまとめて購入することにしました。
正直、くたびれた。でも、本番はこれからです。
サトシにもしっかり働いてもらいますよ。


私:よし、じゃぁここで買うか。
サトシ:そうかー。

おやじ:ようオマエら、何が欲しい?

私:じゃぁとりあえずさっき言った奴、ターメリック(ホール)、カシア、クローブ、カルダモン が欲しい。………って伝えて。
サ:↑だってさ。

お:カシアはないが、他はあるぞ。カルダモンのグレードは3種類だ。

サ:↑だってさ。

私:まずカルダモンを見てみたい。……って伝えて。
サ:↑だってさ。

お:おすすめはインド産だ。これが最上級。あとはバングラデシュ産の中級のやつ、それから一番安い奴だ。
サ:↑だってさ。


うん。さすがオススメ。
粒の大きさ、そろい具合、絹のように細く繊細でさわやかな香りは超一級品。
もちろんお高い。これだけで調達任務終わっちゃうぐらい高い。
一番安い奴は論外の品質だけど、中級はまぁまぁ。
日本で手に入るカルダモンと比べると、香りの面では遜色ないかそれ以上。
粒が不揃いだけど、どうせ殻むいちゃうので関係ないな。


サ:どないする?
私:値段と品質のバランスでは、中級品やね。これを5キロ。

私:で、サトシ。
サ:どした。

私:これをまけてもらおうか。(ポンと、肩をたたく)
サ:無茶言うたらあかんで。ホンマに。

サ:ここはインド人しか来ないから、ボラれんって言うたやん。
私:まぁまぁ。さっきは(チケット取る順番待ちで)2時間たっぷり休憩したんだから、頼むよぅ♡


\ポン♪/(と肩を叩く


サ:…まったく…。↑だってさ。







ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………









お:はああああああぁぁぁぁぁぁ!オマエら頭おかしいんじゃねぇのか?オレは親父の代からここで商売やってんだ。たとえ5歳の子供が買い物に来ても、値段は同じだ!おととい来やがれ!



サ:…↑だってさ。おっちゃん、怒ってるで。無茶言うたらあかんて、ホンマに。

私:…うん…訳さんでも大体わかったw
私:でも日本からはるばるやってきたんだから、そう簡単に引き下がれないって。ね、頼むよぅ♡

サ:…いややてホンマに……↑だってさ。








ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………










お:はああああああぁぁぁぁぁぁ!無理だっていってんだろうが!ダメだ!ダメだ!値段はビタイチまけられん!


サ:↑だってさ。これ以上怒らせたらあかんて。ホンマに。


なんか雲行きが怪しくなってきました…
おっちゃんがキレて追い出されるのか!?


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posted by ドゥニヤ at 19:13| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

いマサラ旅行記100:スパイスマーケットを端から順に攻める

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとスパイスマーケットにて2

サトシとスパイスマーケットにて。
とにかく、片っ端から店を見て回ります。
しかし人が多すぎ。


欲しいスパイスは、
ターメリック(ホール)、カルダモン、クローブ、シナモン(スティック)。

全てが一つの店で揃うわけではなく、店によってスパイスのラインナップが違います。
クローブはあるけど、他のがない、とか。
店の数が多すぎて、一つ一つの価格を調査していたら日が暮れそうです。
サトシに支払うガイド料(800ルピー/時≒2,400円/時)も含めて購入価格の上限を決めているので、そんなに長いこと探し回るわけにもいきません。

私:なんか店が多すぎるからね、ある程度品揃えが良い店を中心にまわってみようか。
サトシ:ええで。

私:この店のクローブ、これいくら?
サ:おっちゃんに聞いてみよ。

このクローブはなんぼや、このターメリックはなんぼや、てな感じで、次々に質問していきます。狭い道幅、立ち止まっていると往来するインド人達がガツガツガツガツぶつかってきます。インド人多すぎ(;´Д`)
かなり大声で話さないと、周りのベンガル語にかき消されてしまいます。

散々歩き回って、価格を聞いてまわりましたが、たしかにコレはこの店が安い、アレはあの店が安い、というのがあるんですが、スパイスのグレードでも価格が違うので、価格とグレードのバランスも見ないといけないんですね。当たり前ですけどバイヤーの仕事って大変ですね。

でもまぁ大体の価格が分かって来ました。
結局、多少のばらつきはあるけど、どの店も値段はそれほど大きくかわらんなぁ、というのが私の印象。


歩き回った結論がソレかい!という気もしますが、ここにたどり着くまでもサトシが迷ったりしたもんだからいいかげん疲れました(;´Д`)
あまり差がないなら品揃えの良い店を探すことにします。。。
仕入れといっても数百kg買うとかいう訳ではないので。。。


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ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 17:57| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月09日

いマサラ旅行記99:スパイスマーケット

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとスパイスマーケットにて

サトシとスパイスマーケットへ…。
しかーし!道に迷ったガイド、サトシ(ネパール人)。
おいおい、勘弁してよ…(;´Д`)
実はわざと遠回りしてガイド時間を稼ごうとしているんじゃなかろうか。
※ガイド料は時間制。一時間800ルピー(約2400円:当時)


私:ねぇ、大丈夫?ホントに大丈夫なん?ちゃんと場所わかるんよね?ね!?
サトシ:ダイジョブよー。問題ないよー。もうすぐよー。

…と、言いながらまた、せわしなく働くインド人労働者に道を聞いています。。。

サ:もうすぐだって。あと1ブロック先や。
私:……本当かよ=3…

サ:もうすぐ。この角を曲がるとスパイスマーケットらしいで

「らしいで」ってどういうことだと問い詰めたいところでしたがグッとこらえてスルー。
人ごみを急ぎ足で歩くサトシに続いて角を曲がると………



スパイスマーケット
※画像じゃ全然伝わりませんけど^^;

香ばしく乾いたスパイスの香りがブワッと漂ってきます。

来た来た来た来た
コレコレコレコレコレコレコレコレ!!!!


通りにはスパイス屋がズラリと並び、薄暗い路地裏までぜーーーんぶスパイス屋。

店のおやじがスパイスを秤にかけ、丁稚の子供達が小袋を持って駆け回り、荷役のおっさんが大量のスパイス袋を荷台に積み重ね、買い物客たちでごったがえす。
ただでさえうるさいベンガル語が、よりいっそう大きく響いています。


私:こ、コレ全部スパイス屋なの?
サ:そう、このブロックは全部スパイス屋や。なんでもあるで。

サ:サトシ、ウソつかないでしょ。よく頑張ってるでしょ。
私:うんうん。疑って悪かった。だがしかしだな、問題はこれからだ。

サ:おにいさんの欲しいスパイスを言ってよ。オレ聞いてあげるから。
私:ターメリック(ホール)、クローブ、カルダモン、シナモン。まずそれからいこうか。

サ:じゃぁそれを聞いてまわって、それから買った方がいいでしょ?
私:そうやね。そうするか。


狭いエリアにびっしりと店が並んでいます。
店先には箱や大きな布袋いっぱいにスパイスが詰められ陳列されています。
中には、見たこと無いような結晶状のものもあります。

私:ねぇねぇ、サトシ、これ↓ なぁに?

岩塩

サ:ああ、それはSaltね。

私:塩?岩塩ってこと。というかなんでそこだけ急に英語ww
サ:そう、岩塩。で、こっちのは砂糖。

私:は?これ砂糖なの?砂糖って、こんな結晶で売ってるの?
サ:そうや。インドで砂糖って言ったらこれや。

インドで砂糖といえば云々〜という点はともかく、もらったカケラをなめてみるとたしかに砂糖。要するに氷砂糖の親玉ですね。
巨大な石英の結晶みたいな砂糖。大きさは、こぶし大よりもう少し大きいぐらい。小さなカケラと合わせて量り売りをしています。


と、ここで写真を載せようと思ったんですが……


…一応買ったんですよ。砂糖。
私のこぶし大ぐらいのやつを2kgほど。
で、これを船便で送ったのですが、後日日本に届いた物をあけてみると…


完膚無きまでに砕かれ、ただの汚れた氷砂糖になっていました…………


そりゃね、白い結晶ですからね。
やっぱ税関通るときに徹底的に調べられたみたいです。。。

「なんで?砂糖でしょ?砕いたって使えるんだからいいじゃん」

ってことなんでしょうけどね……


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ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 17:38| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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