2012年11月27日

いマサラ旅行記108:恐怖のジャグワリー

英語力ゼロで旅行嫌いの店長ミサワが初海外!2007年2月、1ヶ月間のインド一人旅!そんなスパイシーでマサラテイストな旅の記録を今さらほじくり返す、題して「いマサラ旅行記」。

前回の続き

インド ベンガル州コルカタ市内、サトシと袋屋へ

サトシと私は、袋屋を目指しています。
とにかくさっさとこの荷物を袋に入れてまとめたい…
サトシの「あと少し」がどれくらい「あと少し」なのか不安です…

サトシ:あ、ちょっと待って!
私:な、なになに!

サ:これこれ。これ見てみぃ。
私:何これ?

サ:ジャグワリーや。

ジャグワリー売りのおっさん

プリンのような形をした茶色い固形物、ジャグワリー(サトシ談)。
地べたに置かれた平ザルに新聞紙をひいて無造作にゴロゴロと、道ばたで量り売りしています。

私:ねぇ、ジャグワリーってなに?
サ:砂糖とココナッツを固めたものや。おやつに食べたり、チャイに入れたりするんや。うちのカミさんはこれでチャイをつくってくれるんや。ウマイで。

私:へぇ。そんなんがあるんか。

ジャグワリー売りのおっさん
ジャグワリー売りのおっちゃん、時々ザルの上に手をかざしてフリフリとやってます。
手をフリフリするたび、ジャグワリーの周りに黒いツブツブが散ります。


…黒いツブツブ……

ジャグワリーからツブツブが散り、またジャグワリーに集まっていく……


そう、

お  び  た  だ  し  い  量  の  ハ  エ


表面にびっしりと、ハエがたかっています。
ハエを追い払ってもまたすぐたかる……。


私:ねぇ、こ、これ、は、ハエが……
サ:ん?おいしいで。

私:ぃゃ、は、ハエ…
サ:試食もらったる。

私:ぃゃ…
サ:ほら。くうてみ。


…と、渡されたジャグワリーのカケラ。
さっきまで、ハエがびっしりたかっていたカケラ。
あれだけ長時間たかっていたら、もはや「ほぼハエと同化してる」と見ていいんじゃないだろうか。
いつからたかっていたのか…産卵されたりしていないだろうか。
絶対腹壊しそう……

サ:ほら。くうてみ。
私:ぅ、ぅん……

……まぁ、これも経験ですからねぇ。
意を決して、口に含んでみます……


コリッ、コリッ、カリッ、カリッ、ジャリッ、ジャリッ、シャリッ、シャリッ…


……激 甘 ぁぁぁぁぁぁぁぁ

ざらざらした食感と共に、強烈な甘味が口の中に広がっていきます。
ただでさえ喉が渇いているのに、余計に喉が乾いてきた…

………腹、大丈夫かなぁ………


ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 17:35| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

いマサラ旅行記107:「ほんの少し」という時間感覚のトラウマ

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとリキシャ

ネパール人ガイドのサトシ(関西弁駆使)と私は、リキシャに乗って袋屋を目指しています。
リキシャの上から、インドの混沌の断片を垣間見ます。
インドの混沌
リキシャワーラー(車夫):ついたぞ。
サトシ:ついたで。
私:ぇぁ?ぅん。

ついたはいいが……

私:ねぇ、袋屋って、どれ?
サ:少し歩くで。

私:えぇぇぇ〜。なんでぇぇ?
サ:ここから先はリキシャは通られへんねん。


……リキシャって、運行できるエリアが決まっているようです。
さっきまで細い路地にガンガン入ってたのに、目の前の広い道路には入っていけない。
どういう理屈なんだかよく分かりませんが、入れないのなら仕方ない。
サトシが「 ほ ん の 少 し 」というので歩きます。

子供の頃、運転好きの祖父によくドライブに連れて行ってもらった私。
幼少の頃から乗り物嫌いだったので目的地に着くまでの道中は苦痛でした。
それで、よく…(以下回想シーン

私:ねぇ、まだぁ?まだ着かんとぉ?
爺:もうすぐ。

私:どんくらい?
爺: ほ ん の 少 し 。

そういう会話を「10分おき」に「2時間ほど」続けていたような気がします。
祖父の「ほんの少し」=「2時間」と思うようにしていました。

なので、サトシの「ほんの少し」もあんまり信用できないかも。。。

リキシャの硬いシートに、重い荷物を膝にのせて座っていたので、正直足がしびれて感覚がありません。
ズンズン歩くサトシにヒョコヒョコとついていきます。。。
ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 17:48| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月04日

いマサラ旅行記106:水水詐欺にご注意

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとリキシャ

ネパール人ガイドのサトシと私は、リキシャに乗って「袋屋」を目指しています。
膝には大荷物、狭いシートに体格のいい(=デブ)おっさん二人で身動きも取れず、座面は硬く、サスペンションもカッチカチ。路面の凹凸は尾てい骨を直撃、石抱かせの刑がごとく膝に荷物を抱えているので、衝撃は倍増です。とにかく尻が痛い。
そして細い路地に入ったところで完全に立ち往生。
人、バイク、荷車、リキシャ、トラック、イヌ、ヤギなどが密集して同じ道路の上をジリジリと進んでいきます。


私:ねぇ、あれなに?
サトシ:ああ、あれ?あれはボトル屋や。

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いろんな種類の空容器が吊されたり平積みになった店があります。
ほとんどがポリタンクやペットボトル。
しかも、どっからどうみても新品じゃない。
かなり使用感アリアリ。

サ:家で使うねん。水入れたり、燃料入れたり。
私:へぇ。

サ:あと、水を入れて売ったり。
私:なんですと!?Σ( ꒪□꒪)


…インドで水を買うときは、気をつけて買いましょう。
観光地であれば、ほぼ間違いなくペットボトル入りのミネラルウォーターが手に入ります。

が、キャップをよく見て買いましょう。
それは開封済みではありませんか?
キャップには大抵、シュリンクラップの封緘があります。
封緘がないボトルは気をつけましょう。
そして封緘には賞味期限が印字されています。
期限も確認しましょう。


…あとは…お店や店主の雰囲気もよく見て買いましょう。


…結局そこかい。(^^;;


しかし、本当に動きませんねぇ。

相変わらず、横から後ろから怒鳴られ続けるリキシャワーラー(車夫)。
なんか、気の毒になってきた。(・ω・`)

我々のリキシャの横を、ものすごい量の荷物を頭に載せたインド人がビタイチ動かない人ごみをかき分けながら追い越していきます。一体、どんな首の骨をしているんだろうか。

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posted by ドゥニヤ at 17:30| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月31日

いマサラ旅行記105:大地のビートが全身を駆け抜けるゼ

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インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとリキシャ

道を知らないガイド、サトシ。大荷物を抱えたサトシと私は、荷物をひとまとめにすべく、大きな布袋を売っているという袋屋へ向かいます。が、まだすこし距離があるそうなので、リキシャに乗ることにします。
リキシャとは人力車。英語で言うとRickshaw。
語源は日本語の人力車。

人力車→力車→リキシャ→Rickshaw

そんなリキシャにいざ、乗車です。
重そうな鉄のフレームで出来たリキシャは、思いの外後ろに重心がかかっています。
車夫(リキシャを引っ張る人、リキシャワーラー )が梶棒(引っ張るための棒)を持ち上げると、腰掛けた我々は椅子にどっしりとのけぞるような格好になります。
大きな両輪には板バネのサスペンションがついていますが、ガチガチであまり機能していません。
悪路+硬いサスペンション+カチカチの椅子+ひざの上に大荷物=衝撃が尾てい骨から背骨を直撃。

キィカコキィカコキィカコときしむ度、大地のビートがそのまま全身を駆け抜けます。

子供の頃、肩車をしてもらったときに見た景色を思い出しますが、ひざに載せた荷物のズシリとした重みで足はしびれ、大地のビートは私の尻の黄門様を直撃するのでなかなか景色をゆっくり見ることができません。
せっかくだから写真を撮りたいのですが、デジカメはポケットの中。
それでもどうにか体をよじって取り出し、撮影しようと試みたんですが、ブレまくりでほとんど使えない画像ばかりでした。。。

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どんな混雑した脇道でも、おかまいなしに入っていくリキシャ。
そりゃいくらなんでも無理っしょwww、というぐらい細い路地や人ごみの中にも進入していきます。

なんせ人力ですから、クラクションなんか無し。梶棒を掴む片手に鈴をぶら下げています。

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「チリンチリン♪」とかよく通る音ならいいんですが、「ガロガロガロ」と鈍く濁った音なので、人ごみの中では全く聞こえません^^;





そして案の定、立ち往生…(꒪д꒪)






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もう一ミリも動きません。

挙げ句の果てには後ろから、

「くおらぁぁぁぁ!どけやぁぁぁ!リキシャワーラー!」
「なにやっとんじゃぁぁ!リキシャワーラー!」
「はよいけやぁぁぁ!リキシャワーラー!」

と怒鳴られまくり。
もっとも、後で怒鳴っている彼らはリキシャよりもはるかに大きい荷車(曲芸的過積載)だったりするんで、

いや、お前がいうなよ、という感じなのですが……
みんなもう少し、リキシャワーラーに優しくてもいいと思うの。


うーん。立ち往生。
インド、人多すぎだよ…(꒪д꒪)

ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 16:52| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月23日

いマサラ旅行記104:リキシャ

英語力ゼロで旅行嫌いの店長ミサワが初海外!2007年2月、1ヶ月間のインド一人旅!そんなスパイシーでマサラテイストな旅の記録を今さらほじくり返す、題して「いマサラ旅行記」。

前回の続き

インド ベンガル州コルカタ市内、サトシとリキシャ


サトシとスパイスマーケットにて。
いやー買うたった買うたった。サトシと手分けして、個別に包装されたスパイス達を両腕に抱えてスパイスマーケットを後にします。


私:さすがに、重いなぁ…こんなデカイ袋はバッグにもはいらんし。ε-(´・д`・ )
サトシ:丈夫な袋を買いにいこか。

私:遠くない?
サ:ダイジョブ。すぐ近くやで。

私:高くない?
サ:ダイジョブ。安い奴や。安くて丈夫。パンマサラとかタバコとかを運ぶための大きな布袋を売っているところがあるから、そこで買うたらええ。これから他の町でも買い物するでしょ。そういうときに重宝するから、買うたらええよ。記念にもなるし。

私:そ、そうか。分かった。
サ:ほないこかー。


……例によって、道を聞きながら袋屋を目指すサトシ。
さっき「すぐ近く」って言ったやんか…。場所しらんのかい。


スパイスマーケットの人混みなど比べものにならないぐらいの混雑ぶり。
歩きながらも常にインド人と完全密着。


……また聞いてるよ。あんたガイドじゃないんかい。

あー手がしびれてきた。。。


サ:なんか、もう少しあるみたいやで。
私:工エエェェ(´д`)ェェエエ工

サ:人も多いし、荷物も多いから、リキシャでいこか?
私:……(๑°⌓°๑)そうやね。(棒読み)

サ:おにいさん、リキシャはじめてでしょ?いい記念になるで。ホンマに。
私:……(๑°⌓°๑)そうやね。(棒


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↑人じゃなくて鶏運んでますが^^;

随分前にも書きましたが、リキシャとは日本で言う人力車。
インド広しといえども、人力車が残っているのはここコルカタだけ。そして消えゆく職業でもあります。
だからサトシの言うとおり、記念といえば記念なんだが。

ちなみに、リキシャには種類があって、安い順に

  1. リキシャ(人力車)
  2. サイクルリキシャ(自転車で引く)
  3. オートリキシャ(原チャリと一体化)

とあります。
車も人も急激に増えつつあるインドでは、速度も遅く道幅を占有してしまうリキシャは疎ましがられる存在のようです。


サ:おーい!リキシャワーラー!

ちなみに、リキシャの引き手の事を「リキシャワーラー」と言います。

サ:俺たち二人、この先の方にある布袋屋まで。
リキシャワーラー:あいよ。のりな。


さて、初リキシャです。
なんだかんだ言いながらも、やや高めの視線から見える風景がちょっと楽しみ♪
ラベル:インド
posted by ドゥニヤ at 21:29| いマサラ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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